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    自主荷役とは

     

    2022年6月23日

     

    先日、Twitterでドライバーさんたちに自主荷役についてアンケートを取らせていただきました。

    どんな自主荷役をされているか/されてきたか、というアンケートです。

    大まかな内容のみ(アンケートが4項目しか作れないので)でしたが、リプ欄でこの項目以外の作業をされた方の回答もいただきました。

     

    そして何よりも「マジか・・」ってなったのはドライバーさんのほとんどが、この項目全ての作業を行っていたという事実。

    違うお客様のところで、ではありますが全ての項目をされていた方がとても多くて「どげんかせんといかん(古)」と思った次第であります。

     

    では、ドライバーさんたちがされていた自主荷役作業をまとめてみたのでご覧ください。

     

    【アンケート項目以外の自主荷役まとめ】

     

     

    ・カーゴ便の当日使うカゴ台車の用意、バーコード端末読み込み、カゴ台車への積みつけ。

     

    ・スーパー系のセンターへ卸しに行った時は店別のかごにそれぞれの納品数を入れていくという作業(荷役)

     

    ・荷物卸しながら〇〇倉庫〇個口伝票番号下4桁を読み上げ

     

    ・検品・シール貼り、挙句の果てはマイナスん十度の冷凍庫の中で納品物の仕分け&棚入れと日付の古い物から並び替え。荷物が多いと台車を使って品物ごとに回って棚入れ...

     

    ・自分でおろしてパレット交換のために組み直してからのなおかつ検品までする

     

    ・自分で先方のパレットに商品・日付別にわけておろす

     

    ・自主荷役でクレーン使用

     

    ・カゴ台車に店舗別仕分と飲料の棚入れ

     

    ・店舗ごとにカートに卸して倉庫内のそれぞれのエリアに並べる(仕分けシール貼り含む)

     

    ・種類別棚入れ(新しいのは奥)

     

    ・在庫品を一旦よけて先入先出しの状態にする

     

    ・大型1車分バラで担ぎ込み

     

    ・梱包、計量、積みつけ

     

    ・白物家電の他便の仕分けと検品と積み込み

     

     

    アンケートの項目以外にもこれだけの作業をされているということがわかりました。タダで。

     

    本来であれば出荷、荷受けされる側がするべき作業をドライバーさんが行ってるんですよね、タダで(大事な事なのでまだ言う)

     

    0円スマイルどころの話じゃない。

    これだけの作業量を運賃でまかなっているんです。

    ドライバーはただ走ってるだけ、と言われがちですがこんな作業までしています。

    タダで!!!

     

    そりゃ業界に入りたい!って方もいなくなりますよ。

    トラックが好き、運転が好きだけでできる!ではできないんですよね、現状では。

    というかお金をもらっていない時点で「仕事」として業界が扱っていない。認知していない。

    これこそがそもそもの問題なんです。

     

    仕事とは「できないことをできる人にやってもらってできる人がその対価をもらうこと」なのでお金をもらっていない=仕事としていないんですよね。

    現場の労働時間を短くしよう!とか430で必ず休息を取らせよう!とか、そういうのも全然やってもらっていいんですけど、まず「仕事」をしてもらいましょうよって思うんですよ。

     

    仕事として対価をもらいましょう。

    出荷人さん、荷受け人さんができないことをドライバーさんの業務にプラスしてするのであればそれは立派な「仕事」です。

    ボランティアじゃないんです。

     

    そんなにタダで働きたいのならボランティアすればよろしい。

    お金を稼ぎたい人だけで運送業はやればいいんです。

     

    運送会社が多くなってきたから差別化をしなきゃ仕事が取れない。という話を聞くことがありますがタダ働きが差別化であればそんなクソみたいなアイデアしか出ない自分の能力の低さをもう少しマシにする努力をされたらどうですか?と言いたくなります。

     

    そしてもう一つ言いたいのは、各運送会社で自主荷役のどこから料金をもらうかっていう線引きが違うから基準を作りたいということ。

     

    A運送会社はリフト作業、検品は自主荷役費用を請求します。

    B運送会社はリフト作業は無償ですが棚入れは別途作業費を請求します。

    C運送会社は自主荷役になれば全てに作業費を請求します。

     

    と言う風に会社によって自主荷役の作業費請求の基準が違います。

     

    これこそが差別化や!ということかもしれませんが、私としては業界が一致団結して作業費の請求は足並みを揃えるほうがいいと思っているので基準線を決めたい。

    なぜなら基準を決めることで全運送会社が「自主荷役は有償、仕事としての扱い」を前提にできるからです。

     

    自主荷役作業は「対価をもらう作業」だと全員が認識して交渉することできっと現場は変わるし、頂ける対価も変わってくるはず。

    運送会社って全国に約65,000社あるので数の力を味方につけられるはずなんです。

     

    赤信号皆で渡れば怖くない。でええやないですか。

    儲かってるところだけがずっと儲かるよりも皆が納得して働ける業界のほうが楽しいじゃないですか。

    だから基準を決めていきたいと思ってます。

    認知もしなきゃいけないし、まずは集まって基準も決めないといけないけどこういう小さいことから整理していけばきっと現状よりは良くなると思っています。

     

    ということで、一緒に基準考えたい!や業界の勉強したい!っていうか業界で儲けられる仕組み考えたいぜ!みたいな運送業界のざっくり意見交換をオンライン会議でしようと思いまーす(急)

     

    まずは「オンライン意見交換会(仮)」をやりたいな、と。

    ご興味のある方はこちらからぜひご参加ください。

    【オンライン意見交換会詳細】

    ■日程:2022年7月1日(金)

    ■時間:午後8:00(所要時間40分)

    ■形式:zoom(オンライン)

    ■参加方法:下記アドレスにメールをお送りください。会議用のURLをお送りします。(ak_alp@alp-truck.com)

    ■締め切り:6月30日(木)PM17:00

     
     
     
     
     

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