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  • 配車女子 とら子の「一配一会」

    一部破損でも全損扱いな世界なんてポイズンな件

    2024年5月31日 2024年問題 とら子独り言

     
    紫 ピンク ポップ ライブ配信 Youtube サムネイル
    最近、転生系アニメがとても増えているよねと旦那氏が教えてくれました。     確かにスライムになってたり自販機になってたり魔王がヒーローになってたりと転生世界は奇想天外でとても面白い。私もアニメ大好きなので色々と見ています。     だけど、実は現実世界も奇想天外、天変地異かなこれはというくらいびっくりすることも結構あります。     その一つが運送業で実際に発生していること。     業界紙にも取り上げられたり、現場有識者の方がネットニュースで記事にしてくれたりしてよく知られるところになったアレ。     そう。 「荷物の一部破損でも全損扱いになる」というコレ。     この世界線、どうにかならんもんかねと常に考えてたんですが先日、答えになる一筋の光を見つけました。     もしかしたら皆で転生できるかもしれないと思ったので書いて行こうと思います。    

    外損でも受け取り拒否の謎

        これ、マジで昨日もあったんですが     外箱のダンボールが破損してるから受け取りできません。っていう謎。     外箱のスレや穴あきの破損のみ、中身は無事なのに受け取ってくれないという謎。     WHRE IS 外箱の意味ーー!?っていうね。     外箱って中身の商品を守るための保護材なのに保護材が傷ついているだけで「商品として受け取れない」っていうのはもったいないですしSDGsを世界的にやっていこうという中でちょっとズレてる気がします。     日本国内のSDGsアクションプランでは資源やエネルギーについてこのような記載があります。      
    "日本政府としては、引き続き、成長戦略の柱に経済と環境の好循環を掲げ、グリーン社会の実現に最大限注力し・・・"
        とあります。     外箱の破損で受け取り拒否はSDGsへの貢献にならないどころかマイナスに作用してしまう可能性が高いと私は思います。    

    それではどうするか。

      物流=運送と思いがちですが、実は物流とは6つの要素から成り立っています。     ①輸送 ②荷役 ③保管 ④包装 ⑤流通加工 ⑥情報   この6つから成り立っています。     つまり、「破損」についても運送(輸送)分野単体で考える必要はなく、物流という全体で考えていけばいいのです。     そう、ここで力になってくれるのが物流の中の「包装」分野です。    

    輸送包装分野の研究って想像以上に進んでいる

        Twitterでちらっと「行ってきまーす」って言ってた研究発表会にこないだ行ってきたんですね。     日本輸送包装研究学会の研究発表会です。     神戸大学の教授から大阪産業技術研究所の研究員そしてアメリカのロチェスター大学の教授の方など様々な分野のスペシャリストが集まって研究成果を発表する会でした。     包装分野において、破損とは「衝撃」「落下」が研究対象となります。     速攻質問しに行ったんですが、水濡れは「事故」扱いになるので研究している人は少ないかいないからしいです・・残念。     包装業界では様々な研究を行っていて、     適正包装設計研究や包装貨物真藤試験研究、輸送包装研究、そしてトラックの遠心力と適正包装の研究などで包装として適正となる研究が続けられています。     とても難しい話ばかりで最後のロチェスター大学の教授の発表は英語で聞き取りするだけで終わってしまう、という惨敗な結果でしたが一つ、とても大切なことを学びました。    

    包装業界に教わった運送業に足りないこと

      それは     運送業が輸送品質を数値化できていない。     という事実。     安全輸送を行っています!!とよく運送会社のホームページに記載されているのを見かけますが(うちもそうw)、安全輸送の根拠が明確じゃない。     貨物事故が少ない、という実績を基に安全輸送を行っています、とするのであれば     【他社と比べてどれくらい貨物事故が少ないのか】 や 【安全輸送の際の荷台加速度の数字は明確なのか】     という具体的な数字を出さないといけない。     でもこの数字ってどうやって出すん?ってくらい脳内が「???」になるんですよね。     これは発表者でもある神戸大学の斎藤教授にも     「ちょっとしたダンボールのスレくらいで受け取り拒否になるのはおかしい。ここは是正が必要。だけど運送業はそれをちゃんと数値化できてる?」と問われました。     正直、安全輸送という部分に関してはドライバーさんの腕に任せっぱなしであったと反省しているところなんですが     包装業界の優しい方たちはただ漠然と数値化しろ、というのではなくて     貨物破損事故が無い場合の荷台やキャビンの加速度を数値化して安全輸送の基準を作るのがいい。とアドバイスくださりました。     もちろん、荷物種類や荷台の大きさ、車両の大きさ、固縛の種類によって変わる部分が多いのですぐには出せないかもしれない。   でも、私たち運送業がお客様に論理的に立ち向かうためにはやはり「数字」が必要で、その数字も根拠と説得力のあるものが必要です。    

    まとめ

      今までドライバーさんの力量に頼りっきりで「腕がいい」ドライバーさんたちのおかげで運送業は成り立ってきたわけですが     次はその「腕のいい」を数字に直していく作業が必要になるのではないかと思うのです。     腕がいいを数字に直すとどんな数字になるのか。     これは私自身とてもワクワクしています。     そして、この加速度をはじめ色んなことを勉強しようと思い、教えていただいた神戸大学の輸送包装研究室のホームページを見て勉強をしています。     基礎工学、物理学についてわかりやすく書いてるから見てみてね、と言われたページがあって勉強しているのですが早速わからないことがあって教授に質問をしたところ     「中学物理から復習されるのがいいかと思います」     と言われました。誰か物理教えてください。(おい)
     
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