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配車女子 とら子の「一配一会」
頭隠して尻隠さず(言葉の毒牙)
2020年2月24日 仕事
先日より駄文を読んでいただき、本当にありがとうございます。
本日もまた私の乱文でございます。
ご了承くださいませ。今年は新年早々AxisLogProjectの公開があったり、新しいプロジェクトの構想を練ったりととても充実しております。
ええ、とっても楽しいです。
本当にありがたいなぁと。そして、もう一つ。
お仕事をするにあたり大切なことを教えてもらいました。これはずっとブログで取り上げようかどうか迷っていたんですが、未来のドライバーさんが気持ちよく働くためにも大切なことだ!と思い今回記事にさせていただきました。
仕事と覚悟と失敗を認めるということです。
私の周りのドライバーさんやフォロワーさんたちは、とっても責任感があって覚悟を持って仕事をされています。
ですが、現実問題一部そうではない方もいるのは事実です。それがいいとか悪いではないんですね。
それは個人の問題なので。
ですが、その方1人のために周りの人までが同じ「レッテル」を貼られるのはもういよいよ我慢がならぬ!という境地でして今回書かせてもらおうと思いました。昨今の「トラガール」人気で沢山の女性が運送業に入ってこられますよね。
とても嬉しいことです。
ですが、元来男社会の運送業。
女性雇用への免疫がない方が管理者としていらっしゃることもあるでしょう。
ドライバーさんの中にも女性が入ってくるということでざわざわしたりもするでしょう。それが仕事へのモチベーションになり、女性ドライバーへの有効な働き甲斐になればベストなんです。
なんですが、
中にはいらっしゃるのです。周りの男性陣に甘え過ぎちゃう女性が。
周りの男性陣を手中にしちゃおうとする女性が。
(わが社にもいましたね。気付いたらいなくなっていましたけど。)「トラガール」という何だろう、一種の「JK」的毒素をもつこのワードに全身全霊で頼ってくる女性が意外に多い。
おい、あんた、何しに来たんや。
女性だろうが男性だろうが運送業ドライバー職の門を叩いたんだったら、まず覚悟をしましょう。
荷物は重たい。
平車さんの場合、自分の背丈以上ある荷物にシートをかけなければいけない。
まずそこがスタート地点なんです。メディアやSNSでキラキラ輝く女性ドライバーはその仕事を黙々と粛々とやっているんだよ。
「女だからな~」と嫌味を言われ、
「女にはできねぇだろ」と暴言を吐かれ、悔し涙を流してきた先輩の女性ドライバーがいるからこそ、今やっとスポットライトを当ててもらえている、それがトラガールという単語なんです。届け、この想い。そしてね、経営側の考えもちょっとよく考えてねとなる。
「女性でも働きやすい環境」
「女性でも簡単にトラックに乗れる」
女性でも‼女性でも‼女性でも!!うっさいわ!笑そもそも運送業とは荷物を運ぶ仕事です。
お国様、官僚様、社長様たち、どこまで女性に忖度するんだい?
ドライバーが不足している原因は人が少ないのが原因なんです。
根本は「給料が安い」「給料の割りにこの仕事かい!」という、なんでもかんでもサービス、サービス、サービスにして人件費を削りまくった、過去から現在までにおける消費者様様への忖度の結果です。
そう、消費者史上主義の末路です。だから、女性を入れようが男性を入れようがその根本を解決しなきゃ始まらんのだよ。わかって。
ホワイトもいいと思います
けどな、ホワイトの前にゴールドですねん。
建前のきれいごとよりお金。
それが現実。それがビジネス。それが自由経済。きれいごとで病気は治りますか?
きれいごと言えば倒産しませんか?
きれいごとで人が集まりますか?いいえ。NO。نه(ペルシャ語)
まずは原資が必要です。
そして稼ぎたい!という覚悟をもった人達に来てもらう。もういい加減、サービスっていう言葉使うのやめませんか?
よかれと思って始められた「送料無料」。
ネットショッピングが始まったころ、私もよく見かけましたし使いました。ですが、今その「送料無料」の恩恵はどこいったんでしょう?
確かにネットショッピングは膨大になりました。
ECサイトは軒並み成長しましたよね。だけど、実際荷物を運ぶ運送業へは恩恵ではなく崩壊を招いただけでした。
人手不足のラストワンマイル。
物流崩壊。こんな特集記事の雑誌や業界紙ばっかりです。
全然読みたくない。笑よかれと思って始めたことがダメだった。
失敗だった。
うん、じゃあもう失敗って認めたらいいじゃん。
失敗だって認めたらまた新しい考えや価値観出るんじゃないかな、って思うんです。かの松下幸之助さんもこう言っています。
「失敗したところでやめてしまうから失敗になる」
失敗しても成功するまでやりゃええんですよ。
送料無料が失敗だった。
じゃ、どうしたら消費者さんも現場の作業員さんやドライバーさんも笑顔になる物を提案できるか。
それを考える方が楽しいはずです。門扉を開くことはとても大切だと思います。
ですが、受け皿の基盤がグラグラなのに門扉だけ大きく開いていたところでいずれ傾きます。
受け入れ側も覚悟が必要。
新たに運送業に入られる方も覚悟が必要。人がいないよ~いないよ~が先行しすぎな業界と
サービス、サービス、サービスばっかりで人手不足に拍車をかける外野。
一人当たりの仕事量に対して適正な対価払えてない現実。こりゃもう、日々を粛々と紡いでいるプロのドライバーに対してリスペクトと礼節を欠きすぎてはいないだろうか。
運送業を紡いでいるプロドライバーを冒涜しないでほしい。
何とかこの状況を変えていきたい。
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プロフィール
とら子
トラック運転できないAT限定免許配車マン。
トラックは街の風景だと思って過ごしてきた学生時代。 けど今はドライバーさんのおかげでご飯食べれています。
配車はドライバーさんと荷主の緩衝材。 目の前の利益より損して得取れ精神で配車係やらせてもらってます。 -
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