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    スズメバチでアナフィラキシー被害も…トラックの虫対策、どうしてますか?

     

    2023年8月25日 ドライバー

     
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    記録的な暑さが続いてる今年の夏。そんな中でもアイドリングストップや燃料費高騰を受け、荷待ちや休憩中にトラックの窓を開けることも少なくないだろう。そうでなくても今後、残暑が落ち着いて涼しくなってくれば窓を開ける機会も増えるはず。

    そこで、トラックドライバーの皆さんにキャビンの虫対策について取材を敢行。「夜間にセミが飛び込んできた」、「スズメバチが入ってきて右胸に止まった時は、1㍉も身動きが取れなかった」などなど、様々な「虫エピソード」が寄せられた。

    「基本的にほとんどの虫は大丈夫だけど、スズメバチは別」と語るのは、前述のドライバー。
    「幸い20―30秒くらいで飛んで行ったが、永遠とも思える20―30秒だった」と振り返る。

    一方、「蚊だけは我慢ならない」とは別のドライバー。
    「夏場は車内に電池式の蚊取り製品を置いている」という。
    あるドライバーからは、「オニヤンマの模型のようなグッズを置くと、他の虫への忌避効果が期待できるらしい」という情報も寄せられた。

     

    また、「中」だけでなく、「外」の困りごとも。
    あるドライバーは、「フロントガラスの目線位置に蛾や羽虫の死骸が付いていて、ワイパーで落とそうとすると体液が伸びて余計に汚くなる」とし、「ウォッシャー液はなるべく良いものを惜しげもなく使わないと、走っている最中にイライラする」と話す。

    虫は不快なだけでなく、スズメバチなどは刺されれば命に関わる危険が伴う。
    虫除けグッズやトラック用の網戸などを活用するのも有効だろう。

     

    この記事ではトラック用網戸を紹介するが、いずれも走行中の使用は道交法違反になるため、休憩中などの停車中にのみ利用してほしい。

     

    年間販売枚数1万枚を突破!トラックショップジェット「エコネット」

    関東を中心にトラック用品店を展開しているトラックショップジェット(東京都葛飾区)では、サッシにはめ込んで防虫・日除け対策ができる「エコネット」を販売している。山口仁部長は、「2009年の販売開始以来、コンスタントに売り上げを伸ばし、2021年には年間販売枚数1万枚を突破したロングセラー商品」と胸を張る。

    同製品は1枚入りで、運転席側・助手席側どちらにでも使用できる。大型車「日野プロフィア(4㌧レンジャー共通)、いすゞ「ファイブスターギガ」、ふそう「スーパーグレート」、UDクオン(4㌧フレンズコンドル共通)」の4種類をラインアップしている。

    柏店の柴田晃平店長は、「おかげさまで年間を通して売れているが、やはり夏場はぐっと売り上げが伸びる。虫除けはもちろん、外から見えづらくなるため、目隠し効果も期待できる」と説明。「虫対策のニーズは高いと感じる。他にも、フロントガラスや車体についた虫除去専用の洗剤なども売れ筋商品」と語る。

     

     

    ミラーごと包み込んで汎用性が高い!パーマン「伸縮網戸」

    パーマンコーポレーション(大阪市西区)では、従来品のワイヤータイプのトラック用網戸に加え、汎用性の高い「伸縮網戸」も発売。ミラーごと包み込むため、ドアにミラーのステーがある車輌にも使用できるという。

     

    同製品はストッキングタイプで、ドアの上部からミラーごと被せるように装着する。同課長は、「1・5㌧車などは窓の形状や大きさが特殊なことが多いため、2㌧車以上の車両での使用を推奨しているが、あらゆる車両で利用いただける」とアピールする。

    「既存のワイヤータイプと伸縮網戸をラインアップすることで、ニーズに合わせて使い分けていただけたら」と語る同課長。「伸縮網戸は発売して間もないが、問い合わせが増えてきている。実店舗では、ユーザーから『面白い商品だね』とのお声をいただいた」と目を細める。

    (参考:従来品のワイヤータイプ製品)

    「これらの製品は、夏前と秋口に販売が伸びる」と語るのは、マーケティング室の石田健氏。「省エネ対策はもちろん、外気を取り入れることで、クーラーを浴び続けがちなドライバーさんの健康管理にも役立てていただけるのでは」とも。「休憩中のプライバシー確保としても活用いただける。カーテンを利用されるケースもあるが、網戸であれば虫の侵入も防げる」。

    同社ではフロントガラスについた虫とり用の洗剤や蚊取り捕虫器など、虫対策グッズを用意。石川正和課長は、「ドライバーさんの使いやすさを追求し、既存品をブラッシュアップしたり、新たな製品をゼロから開発していきたい」と意欲を見せる。石田氏は、「運送会社さんは社会にとって、なくてはならない存在。業界を盛り上げ、働くクルマとドライバーさんをサポートしたい」と語った。

     

     
     
     
     
     

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