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トラドラ総研
毎日がやりがいに溢れてる!トラックドライバーの醍醐味とは?
2018年2月6日 ドライバー
毎日仕事をしていると、楽しいことばかりではありません。
そんな中でも、何かひとつやりがいを感じていれば、日々の辛さも乗り越えられるというもの。
みなさんは、トラックドライバーという仕事のどこにやりがいを感じていますか?
そこで今回、トラックドライバー総合研究所(=トラドラ総研、東京都千代田区)では、全国の現役ドライバーのみなさんに聞いてみました!
◎物流を支えているという誇り
・俗に言うバブル期にこの職についたが、当時は高給で、給料日には正直かなりの給与をもらっていた。逆に今は初任給並みの給与に下がってしまっているが、我々ドライバーが日本の物流を支えているという意識はかなり誇りに感じている。(兵庫県、48歳男性、大型ドライバー)
・荷物を待っている人のところに届けることができるから。(岡山県、48歳男性、長距離ドライバー)
・トラックは社会のヘモグロビン。(群馬県、45歳男性、食品ドライバー)
災害時にトラック輸送の重要性が再度クローズアップされるなど、陸上輸送の存在感は社会でも増すばかりです。
誰かが待っている荷物を、大切に運ぶこと。自分の仕事を「なくてはならないもの」だと認識することで、日々の仕事にも力が入りますよね。
◎高度な仕事
・もらう仕事にもよるが、運転以外にも接客力、敬語力、計算力、状況判断力、体力、忍耐力が必要。大企業から転職してきた人間は皆、ドライバーをなめていたと後悔している人ばかり。(大阪府、38歳男性、一般貨物ドライバー)
・荷物を安全に積み、配送、荷下ろし。仕事を終えると達成感が感じられる。大型車、トレーラーを運転しているが、客観的に見て、こんな大きな車を運転しているんだなと思うときがある。(神奈川県、34歳男性、大型ドライバー)
・それなりの技術が必要な仕事だと思っている。(東京都、45歳女性、大型ドライバー)
ドライバーが誰でもできる仕事だなんてとんでもない!
高度な運転スキルや荷積みの技術はもちろん、いまは対人スキルや気遣いなど、多くのものがドライバーに求められています。いわば人間力の高い人にしかできない仕事、それがトラックドライバーと言えるかもしれません。
◎全ては自分次第
・早く配送が終わると、その日は休めるし、仕事自体マイペースでできるから。(熊本県、49歳男性、一般貨物ドライバー)
・がんばれば早く積荷が減っていくので楽しい。(北海道、45歳男性、宅配ドライバー)
・配達すればするほど給料が上がる。(滋賀県、44歳男性、軽貨物ドライバー)
デジタコやドラレコなどの普及で管理が強化されている風潮はありますが、会社から一歩外に出れば、ドライバーの「ひとり時間」がスタート。
仕事の進め方、時間配分など、これほどまで個人に裁量が委ねられている仕事は、他にないのでは?何事もマイペースで進めたいという性格の人にとって、これ以上の仕事はないですよね。
いかがでしたか?
ドライバーさん一人ひとりが、仕事のさまざまな部分に醍醐味を感じていることがわかりました。他の方の意見を聞くと、自分の仕事をいつもとは別の角度から見ることができ、さらなる魅力発見にもつながるのではないでしょうか。何はともあれ、一人でも多くのドライバーさんが自分の仕事に誇りを持ち、毎日やりがいを感じながら仕事ができますように!
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プロフィール
トラドラ総研 主任研究員
エミ
女性の視点からトラックドライバーを研究している。
都立大学(現・首都大学東京)卒。個人的にトラック業界紙を購読するほどのドライバーマニア。好きな車種は16輪低床。 -
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