今日は山口県のドライバーからの投稿をご紹介します。

「先日、素敵な出会いがありました。3月の中旬くらいのことです。久々に高速道路を使う許可が出たので、高速を使って荷物を運送していました。とあるサービスエリアで休憩を済ませ、本線に合流しようと、車を発進させようとすると、大学生くらいの2人組の女の子が段ボールに東京までヒッチハイクお願いしますと書いたものを掲げて立っていました。このご時世、ヒッチハイクを女の子だけでしようなんて、危ないじゃないか。そう思った私は、注意をするがてら、行けるところまでのせていってあげることにしました。2人に今の世の中、何があるかわからないからヒッチハイクなんてしちゃダメだよというと、どうしても東京のおじいちゃんのところにお見舞いに行きたかったという答えが返ってきました。何でも、2人は姉妹で、小さいころにやさしかったおじいちゃんが、東京にある大学病院に入院してしまっているということで、お金がないながらも会いに行く手段を考えた結果、ヒッチハイクという手段に行きついたそうです。地方の大学に姉妹そろって進学してしまったため、親の手助けは借りたくなかったんだとか。たまたま、兵庫から横浜まで行く予定だったので、長旅にはなりましたが、若干予定を変更して、彼女たちを目的地の大学病院までのせていってあげました。素敵なお孫さんをもって、おじいちゃんもさぞ喜んでくれることでしょう」
だそうです。