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【標準的運賃の告示公聴会】への公述書を書いてみた
2024年1月22日 とら子独り言
あけましておめでとうございます。 毎年のことながら新年の挨拶が遅くなりました。 2024年がついに始まりました。 元旦から能登半島地震や羽田空港での航空機事故など大変なことが沢山起こりました。 改めて、被災された方や事故に遭われた方へお見舞い申し上げます。 2024年は言わずもがな、2024年問題の原因とされてきた「働き方改革」の適応が始まる年です。 運送業にとって正念場になる1年かと思います。 一緒にがんばりましょう! そんな中、国土交通省運輸審議会が「標準的運賃の告示」に対する公聴会を開くということをX(旧Twitter)のフォロワーさんから教えていただきました。 標準的運賃の告示をしますけど賛成ですかー?反対ですかー?という公聴会だそうです。 掲示運賃への賛否ではなく、告示への賛否。 というもの。 公聴会なんて中学生のころの公民でしか聞くことが無い単語でしたが、ここにきて俄然現実味を帯びたので公述書を書いてみようと思い、書いてみました。 そして提出しました。 私は現在の内容で告示をするのには「反対」の意見を持っています。 反対なのには3つ理由があって、 ①標準化の定義が曖昧 ②多重下請け構造への対策が曖昧(水屋や利用運送事業者への手数料など) ③告示後の見直しサイクルが決まっていない がその3つになります。 標準的運賃を設定する本当の意味は一体何なのか。 ということをしっかり考えていくと、私はやっぱり実運送事業者さんが潤い、その現場で働くドライバーさんたちが運送業だけで日々の生活を送れることだと思うのです。 水屋や利用運送も必要な仕事ではありますが、最低運賃が設定されていないと結局中抜き業者が増えるだけになる。 それでは全く意味がないと思っています。 実運送をしている会社、そして何より荷物を積んで走るドライバーさんたちが潤わないとこの告示は意味がありません。 せっかく全国の運送会社が運賃を届出して標準的運賃が決まったのに、です。 沢山の国の偉い人達が考えて考えて出したものなのに、です。 せっかくの成果を無駄にするのはもったいない。 だからこそ、この告示は意味のあるものにしてもらいたいと思っています。 私の声がどこまで届くのかはわかりませんw だけど、何もしないよりは動いて後悔するほうがいい性格なのでまずは書いて出して読んでもらおうと思いました。 今週25日までの受付のようなので提出してみたい!という方はぜひ動いてみてください。 公聴会のように全ての人に参加資格があるものであればどんどん声は発信してみるのも一つの手段だと思います。 そして、この公聴会を教えていただいた、フォロワーのまさやんさん、本当にありがとうございました。 いつも沢山のフォロワーさんから教えてもらえることで私は勉強できています。 ご興味がある方はぜひ!→一般貨物自動車運送事業に係る標準的な運賃の告示に関する諮問及び公聴会の開催決定について
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プロフィール
とら子
トラック運転できないAT限定免許配車マン。
トラックは街の風景だと思って過ごしてきた学生時代。 けど今はドライバーさんのおかげでご飯食べれています。
配車はドライバーさんと荷主の緩衝材。 目の前の利益より損して得取れ精神で配車係やらせてもらってます。 -
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