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2017年1月の最新投稿
ウップン溜まってます!配車マンに言いたいこと
2017年1月31日
ドライバーの仕事と切っても切り離せない、「配車マン」の存在。
「ウチの配車マンはよくやってくれている!ありがとう!」という声も挙がる一方で、不満が爆発寸前!というドライバーも・・・。
そこでトラックドライバー総合研究所(=トラドラ総研、東京都千代田区)では今回、ドライバーの皆さんに、配車マンへのウップンを語ってもらいました!
あなたも「それ、よくあるある!」と共感できるかもしれませんよ。
◎机上の空論は勘弁!
・画面上の道路と実際の道路ではかなり違います。予定の時間まで戻らないからと言って、文句を言うのはどうかと思う。(山形県、53歳男性、長距離ドライバー)
・得意先の地理や特性(荷下ろし等で待たされる時間が長い、短いなど)をよく理解し、効率的で余裕ある配車をお願いしたい。(千葉県、36歳男性、一般貨物ドライバー)
・数ヶ月間だけでも免許を取って大型ドライバーの仕事をやってみろ!免許も経験もないやつが「誰でも出来るし、しんどい仕事をして当たり前」って言うな!自分が全て完璧にやりきれた後に部下に指示するのが筋だろ!!(岡山県、45歳男性、大型ドライバー)
夏は涼しく、冬は暖かい「机の上」で行う配車と、汗と涙(?)が渦巻く現場との間は、大きな溝があるのかもしれません。ドライバーの皆さんからは、「現場の苦労も知らないで!」という嘆きとも怒りとも言える声が、多く寄せられました。
現場のことを熟知し、ドライバーのことを第一に考えてくれる配車マン」・・・そんなものは、おとぎ話の中の存在なのでしょうか!?
◎時間計算はきっちりと
・移動時間、作業時間も計算に入れて配車してくれ。ハンドルを握っている時間は休憩時間ではありません。(北海道、48歳男性、長距離ドライバー)
・きちんと休憩の取れる、ゆとりのある配車を組んで欲しい。(広島県、38歳男性、大型ドライバー)
・時間指定ばかりはやめてくれ。(神奈川県、46歳男性、食品輸送ドライバー)「休む暇もない」、「殺す気か!」、ドライバーからの悲痛な叫びです。
荷主とドライバーの板挟みになって、大変なのも分かりますが・・・ドライバーのカラダに何かあってからは遅いというもの。どうにか、安全が確保できるだけの休憩は取らせてあげて欲しい!
◎エコヒイキはやめて!
・ベテランを優遇しないで同等に扱って欲しい。(埼玉県、34歳男性、一般貨物ドライバー)
・人を選んで配車しないで欲しい。機械じゃないんだから。(千葉県、42歳男性、長距離ドライバー)
・偏りをなくして欲しい。(福島県、42歳男性、中型ドライバー)
ドライバーも人なら、配車マンも人。配車組みに好みが出るのも分かりますが・・・あまりに露骨すぎるのはいけませんよね。
どのドライバーからも不満が出ないように、うまくやるのが腕の見せ所。あなたの会社の配車マンはどうでしょうか?
・・・いかがでしたか?配車マンを敵対の目で見てしまうドライバーも多いようですが、よくよく考えてみれば、同じ会社の「仲間」なんです。
できれば、スムーズに仕事を運ぶよう、仲良くしてもらいたいものですが・・・難しいでしょうか(汗)。
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プロフィール
トラドラ総研 主任研究員
エミ
女性の視点からトラックドライバーを研究している。
都立大学(現・首都大学東京)卒。個人的にトラック業界紙を購読するほどのドライバーマニア。好きな車種は16輪低床。 -
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